すしとさんぎーた

小さな幸せ探し

帰国しての逆カルチャーショック

なますて~

さて、日本に帰って来まして結構時間が経ちました。
そんな中、忘れてしまいそうな日本に帰ってすぐの感動やネパールとの違い。

帰ってきてすぐは戸惑っていたのに、もうすっかり日本に慣れて忘れてしまったり、逆にいまだに違和感があってどこか変な感じがすること。

 

今回はそんな逆カルチャーショックを忘れないために書き記しておこうと思います。

 

挙げたら14コも出てきてしまった💦

 

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1.道が綺麗に舗装されいている

 日本はどこに行っても綺麗に舗装された道で、穴ぼこなんてないなんです。

車道だけではなく、歩道や農業用の道でさえも!

砂埃を巻き上げて走る道もない。ましてや車が故障して止まるなんてこともない!

おかげさまで高速バスの旅行も快適です。

 

2.すべてが時間通り

 これは本当にそうですね。電車やバス、人との約束まで5分前行動が当たり前。

この前、高速バスの停留所で予約していた人がいたと思うのすが、運転手は時間になったらさっさと発車してしまいました。

1秒の遅れも許されません。

 

3.みんなせかせか歩いている

 特に都心の電車に乗るとドキドキします。どこへ行くにも止まることが許されていない感じですね。

エスカレーターを上ってる時に下を見ると殺気立った恐ろしい光景に出会いますね。

さすがに写真撮れる雰囲気ではありませんでした。

 

4.なにを食べても美味しい!

 外食に行っても何を食べても美味しい!

私はネパールカレー大好きなのですが、それでも日本食はまた格別です。

特に焼き鮭!カツオのたたき!ミンチ!

おかげさまで調子にのって食べすぎでお腹壊しました。

 

5.フルーツが高い

 確かにクオリティが高く美味しい!けども、総じてフルーツの値段が高いと思いました。

ネパールで完熟バナナを木からもいでもらって食べてたと思うと、、、

クオリティ高くなくていいから、もっと傷ものでいいから安いものも売ってほしいなぁー。そのために直売所まで行かないといけないのが、、、

若者のフルーツ離れというのを聞いたのですが、これだけお高いと無理です。はい。

 

6.周りが日本語しかなくて落ち着かない


 ネパールではネパール語や他の民族の言語が話されていてわかる言葉とわからない言葉が共存していました。

でも、日本では日本語しか聞こえてこず、他人が何を話していてもすべてわかってしまう。見知らぬあなたのそんな話し聞きたくないんですけど、、、

 

7.日本絶賛のテレビ番組がやたらと多い


和風総本家みたいに、日本の伝統産業に携わる人たちを知るっていうのはいいと思うのです。

でも、日本好きな外国人を集めて日本を絶賛してもらって喜ぶっていうのはどうなのでしょう。

誇りを持つのと、井の中の蛙は違うと思うのは私だけですかね。

 

8.お湯や電気が使いたい放題!


 ネパールでは1日4,5時間の停電、ましてやお湯なんて出る設備はついてませんでした。(ついてる家には太陽光やガスで温める設備がついている。)

そのため、シャワーは水か鍋で沸かしたお湯を使うくらい。

足湯が贅沢なひと時でした。それが、日本では使いたい放題!ありがたいですね。

箱根まで温泉に入りに行ってしまいましたよ。

 

9.トイレが綺麗


 ネパールのトイレだってそんなに破壊的に汚いわけじゃないんです。

ただ、ドアを開ける時に覚悟がいります。

日本は公共のトイレだってすごくきれいに掃除してあって本当にすごいです。

まして男女別のトイレ!

いつも海外から帰って最初の楽しみは空港のトイレに入ることです笑

 

10.外で誰も歩いていない


 特に私の住んでいる地方では、昼間外を出歩いている人がいません。

みんな車移動なんです。井戸端会議なんてしてません。

それは日本のお家の構造にもよると思うのですが、大人も子供もいない。

団地を歩いていると、この世に私しかいないのではないかと錯覚してしまいます。

日本に一時期研修に行ってたネパール人には、

「日本は外にいても子供の声が聞こえない。これはやばいぞ!君は帰国したら子供たくさん産まなきゃだめだ!」と言われてしまいました。

ネパール人にも心配される日本の少子化、、、

ネパールでは村はもちろん都市部でもよく子どもの声が聞こえて来ました。

停電中に遊ぶところは外しかないですからね。

 

11.都市部での外国人労働者が増えた


 新宿駅前のすし屋さんのホールの店員さんはみんな中国人。名古屋駅周辺のコンビニはインド人、ネパール人ばかり。

2年前にはこんなにいなかったと思うけどなぁ。しかもみんな日本語が上手でびっくりします。

そんな日本で頑張っているネパール人を見るとついつい話しかけてしまいます笑

 

12.サービス業のサービス過剰とマニュアル通りで疲れる。


 日本のサービスはいわゆる「おもてなし?」で快適に過ごせます。しかし、もう過剰すぎて疲れてしまうんです。

「お客様は神様」じゃなくていいから、もっとフレンドリーに接してくれた方が私は嬉しいです。理想はレストランとかで「これどう?美味しい?」って気軽に尋ねてくれるような。(文化の違いか?)

ネパールはフレンドリーな店員が多かったのですが、無駄話しも多いです笑

 

13.2020年に向けて!っていう話が多すぎる。


 東京でオリンピックが開催されるそうです。ちなみにこの前のリオのオリンピック、ネパールでは全然話題にならず、私も、もともとスポーツに興味がないので全然情報が入って来ませんでした。

そんな感じで帰国したので、東京オリンピックと言われてもピンと来ません。

ましてや東京都民ではないですし。

2020年の為に英語を勉強しましょうとかなんなんでしょう。今でも日本への観光客は増えてるわけだから、オリンピック関係ないでしょ。

オリンピックが終わったらそのあと日本経済は何を目指して頑張るのかと勝手に憂いています。

 

14.ネパールがマイナーだと思っていたことが、実は日本がマイナーだった?


 海外に行っていた人と話すと、ネパールだけでなく、その国にも通じるところがあったりして、実は国際社会でマイナーなのは日本なのか!?と思うことがチラチラありました。
例えば、色々な民族が共存している(ネパールもモンゴリアン系やアーリヤ系の民族がいたり、他にも陸続きの国は大抵多民族国家だった。)
家族が海外に出稼ぎに行くのが当たり前(ネパールはもちろん、他の途上国では大抵そうですね)

仕事中のスマホ使用は当たり前、私用電話あたり前(インドもネパールも隙あらば常にスマホ使ってるよね。日本の店員さんはやることない時にぽーっとつっ立てるだけで、退屈じゃないのかな。ルールだから仕方ないけど)

 

 

まだまだありますが、この辺にしておきます。
日本に帰ってきて、やっぱり日本はいいなぁって感動することもあるし、これどうなの?っと、ネパールの価値観にも接してきて日本のスタンダードが全てではないんだと気付くことが多くなりました。

もちろんは生まれ育った国は好きです。

でも好きとか嫌いとかじゃなくて、一歩下がってみることも大事だと思うので、この感覚を忘れずに大切にしたいです。

それにしても、ネパールが恋しい、、、