すしとさんぎーた

小さな幸せ探し

読むネパール語①

 

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なますて

こちらネパール語の文字テバナガリ文字というものです。

よくミミズがはったような文字で読めない。と言われますが、こう見えてももちろんちゃんと法則があります。

こちらは「ネパール語」と書いてあります。

 

今回はその文字に少しでも親しみを持ってもらえるように紹介します。

  

テバナガリ文字とは

 

サンスクリット語から発展した文字で、ネパール語やヒンドゥー語で使われています。

そして、日本語と違い母音と子音の組み合わせによって音を表します。

 

日本語はひらがな、カタカナはすべて形が違って覚えなければならないので、ネパール語の方が組み合わせを覚えればいいだけなので簡単かもしれないですね。

 

 

どんな文字なの?

 

母音文字

 

日本語で母音は「あ、い、う、え、お」の5つですが、

ネパール語の母音は「अ、आ、इ、ई、उ、ऊ、ए、ऐ、ओ、औ」と10個と、

日本語の倍あります。

 

**こちらの母音は日本語の音にするは難しので、あくまでも実際の音とは微妙に違うということをご注意ください。

 

(あ)、(あー)、(い)、(いー)、(う)、(うー)(え)、(あい)、(お)、(あう)」

 

 

子音文字

 

33~36文字あります。(子音に含むのか含まないのか微妙な文字もあるので)

ここにその一部をずらっと書いてみます。

 

क ख ग घ च छ ज झ त ठ ध द न त थ प फ र ल ब मा वा स श

 

などなど

とっても多いですね。

日本語にないhの発音や、タが二種類あるなど、なかなか日本語話者には区別がわかりにくいものもあります。

 

母音+子音

 

母音と子音を組み合わせて文字を表します。

例えば、

 

(か)+(い)=कि(き)

 

(た)+(お)=तो(と)

 

(ふぁ)+(あい)=फै(ふぁい)

 

 

どうでしょうか?

母音と子音の組み合わせで文字が出来るなんて面白いですね。

少し法則がわかったので親しみがわいてきましか?

 

  

覚えてて得するネパール文字。

 

実際、こんな複雑な文字を覚えなくても、旅行で行ったときには生活できます。

そうなんです。

観光地では英語表記も当たり前ですし、

また最近のネパールの若者でも英語教育が多いのでテバナガリ文字の読み書きが苦手な人もいます。

そのため、外国人がネパール文字を覚えなくても苦労しません。

なので、この文字を知っていれば嬉しいなぁという感じです。

 

バスの表記

例えばローカルのバスの行き先はテバナガリ文字で書いてあることが多いので、

その表記をみれば安心して乗れます。

もちろん聞けば早いですが、ダブルチェックもできます。

〔〕内は発音 

 

काठमाण्डौ〔Kathmandu〕カトマンズ

पोखरा〔Pokhara〕ポカラ

नयाँ बसपार्क〔nayan baspark〕ニューバスパーク 

बौदनाथ〔boudanaath〕ボウダナート 

पाटन〔patan〕パタン

 

この文字を読めることで、騙されるリスクは減りますね。

ネパールでそんなに騙してくる人はいないで役に立つかはわかりませんが、、

 

お店の表記

他にも街中ではこんなものがあります。

 

होटेल〔hotel〕ホテル

बसपार्क 〔baspark〕バスターミナル

शौचालय〔saucaalaya〕トイレ

फोटकपी〔fotkapi〕フォトコピー

मोबाइल〔mobail〕モバイル

बैंक〔baink〕銀行

हिमाल〔himal〕ヒマラヤ

 पसल〔pasal〕店

 

 

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最後に

 ミミズから少しは文字に見えるようになりましたか?

覚えなくても大丈夫ですが、覚えたら街の看板を眺めるの楽しみになるので、

少しかじってみてはいかがでしょうか^^

 

おまけ

नमस्ते 〔namaste〕ナマステ、धन्यवाद 〔dhannyabad〕ダンニャバード