腸チフスにかかった26歳夏
なますて
先日、ついに日本に帰りたいと思うほどの病気にかかりました。
それは、腸チフス。
ネパール人にもTyphoidといえば通じるほど、今の時期の流行りの病気です。
ただ、日本のような衛生環境ではなりにくい、というかなるのが難しいです。
持ち込みは輸入食材を通じて入るぐらいらしい。
腸チフスとは、腸チフス菌による伝染病。
腸チフスに汚染された水や食べ物、手指を介してうつります。
こっちに来た時に予防接種を受けていたけども、それも100%の効果があるわけではないそう。
さて、予防接種のおかげか、症状おそれほどひどくならなかったように思えます。
しかし、つらかった。( ;∀;)
1日目は風邪のような症状。関節が痛い。食欲減。発熱38~39度。
風邪薬を飲むも、1日経っても熱は下がらず。
2日目薬屋にいく。(大家さんが薬屋でよかった~)そこで血液検査をして腸チフスと判明。
さすがに、流行ってるだけあって検査もとても慣れている。
腸チフスの特徴は熱が上がっても、脈が遅いことや全身の倦怠感とかもあるそう。
さて、そこから薬漬けの毎日。
熱は下がったものの、食欲はないし、下痢は出るし、薬の副作用で気持ち悪さがとまらない。
そして、ダマウリ暑すぎて寝ては汗かく、起きては汗かくで、体力の消耗が激しすぎ。
もう、つらくて、つらくて。飲んでも食べても味は変だし。
一人でずっと、実家の井戸水が飲みたいとぼやいてました。
あと、自分が食べれない分「かもめ食堂」を見て食べた気になってました。
そんな気持ちのあとに、まともにご飯一杯食べれた喜びは忘れがたい~
そして、発症して6日目でやっと仕事へ。
腸チフスなんて、なるまで気にも止めてなかったけど、
ほっとくと腸に穴があいて死んでしまうこともあるそう。
途上国では毎年流行るまだ日常の病気。
そして、思う。
ここはネパールは途上国だったなぁ。
体が慣れてなめきってたけど、この雨期の季節、
生野菜、ヨーグルト、お水、今更ながら気をつけなきゃ。
いやぁ、一時はマンゴーアレルギーかと思ったので、その疑いは晴れそうでよかった。
まだ、食事制限中なのでしばしお預けだけども。